※この物語はフィクションです。
2010年5月20日 にわか軍事オタクGallia君 コメント (1)※この物語はフィクションです。実在の人物、団体などには一切関係ありません。
登場人物
Gallia君:にわか軍事オタク
一般人:一般人、軍事知識は皆無
~とある部屋にて~
ゲームをしている二人
一般人「この銃の先端についてるのって何?」
Gallia「これはサイレンサーっていうやつだね」
一般人「へーこれつけるとどうなるの?」
Gallia「音がでなくなるよ。撃ってもプシュってしか音しないでしょ?」
一般人「ほんとだ。これって現実にもあるの?」
Gallia「あるよ。狙撃銃につけて敵地に潜入する特殊部隊なんかもいるね」
一般人「へーすごいなぁ」
Gallia「それで撃たれると音がしないからどこから撃たれてるかわからないんだよね」
一般人「へぇえー」
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体などには一切関係ありません。
・・・(´Д`)
さて、この話は当然ながらフィクションです。実在のGallia君とは何ら関係がありません。
ところで上記のGallia君は決定的な勘違いをしています。Gallia君はサイレンサー(消音器)は、(現在ではサイレンサーという名称を使わずにもっぱらサプレッサー(減音器)という名称を用います。)、これをつけるだけで銃声がでなくなるシロモノと思っているようですが現実ではそんなことはありません。
現実の世界では、発砲する際に発する音は大きく二種類あります。(金属がスライドする音等もありますが今回では除外)
一つが薬室内部で銃弾にこめられた装薬が燃焼(爆発)する際に発生する音
二つ目が弾丸が音速を超えて飛翔する際に発生するソニックウェーブと呼ばれる音
サプレッサーがもたらす効果は、前者の装薬が燃焼する際に発生する音の高音域を抑えるものです。つまり、ただ単純に銃にサプレッサーを装着しただけでは映画やゲームのようなまったく発砲音が聞こえない、というような状況は起こりません。そのような状況を作るには弾丸の初速が音速を超えないように、弾丸を重くするか装薬を減らして初速が音速を超えないように調節する必要があるわけです。これをサブソニック弾と呼びます。
詳しく解説されてる動画がこちら
http://www.youtube.com/watch?v=wk5FzWQjZUc
しかしGallia君は何故サプレッサーを銃に装着するだけで銃声を大幅にカットできると勘違いしていたのでしょうか。実はこのGallia君、ゲームメーカーコナミが制作した メタルギアソリッドシリーズ を過去にプレイし、ゲーム中に登場するアイテム、サプレッサーを銃と組み合わせて発砲音を消しているシーンを見てそう思い込んでいるのでした。ゲームでは所持している銃に入手したサプレッサーを装着する事によって発砲しても音がほとんどでなくなるという描写があります。ちなみに狙撃銃につけて~というくだりは別のゲーム Call of Duty 4 で兵士がサプレッサーを装着した狙撃銃を用いて敵地に潜入するシーンがあります。ニコニコ動画になりますが参考のシーンがこちら
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2309894
(※視聴にはニコニコ動画アカウント必要になります)
(ちなみに現実世界において狙撃銃にサプレッサーを装着する例は、発射位置の秘匿性を高めるために装着する例、訓練時に射手の聴覚保護のために装着する例等があります。)
ところで、両ゲームでは当然のごとくお決まりの この物語はフィクションです~というくだりがあります。あくまでゲーム上で演出された事でゲーム中でもそう断っているのでなんら問題はありません。映画も同様です。
そんなわけでゲームはゲームであると、映画は映画であってフィクションであると割りきっていないと上記のGallia君のように演出を本当にあると勘違いしています。もしくはゲームや映画でこのような描写があったがこれらは本当に可能なのか、自分で調べなければならないわけです。
おしまい。
※上記のGallia君は架空の人物です。実在のGallia君とは一切の関係がありません。
登場人物
Gallia君:にわか軍事オタク
一般人:一般人、軍事知識は皆無
~とある部屋にて~
ゲームをしている二人
一般人「この銃の先端についてるのって何?」
Gallia「これはサイレンサーっていうやつだね」
一般人「へーこれつけるとどうなるの?」
Gallia「音がでなくなるよ。撃ってもプシュってしか音しないでしょ?」
一般人「ほんとだ。これって現実にもあるの?」
Gallia「あるよ。狙撃銃につけて敵地に潜入する特殊部隊なんかもいるね」
一般人「へーすごいなぁ」
Gallia「それで撃たれると音がしないからどこから撃たれてるかわからないんだよね」
一般人「へぇえー」
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体などには一切関係ありません。
・・・(´Д`)
さて、この話は当然ながらフィクションです。実在のGallia君とは何ら関係がありません。
ところで上記のGallia君は決定的な勘違いをしています。Gallia君はサイレンサー(消音器)は、(現在ではサイレンサーという名称を使わずにもっぱらサプレッサー(減音器)という名称を用います。)、これをつけるだけで銃声がでなくなるシロモノと思っているようですが現実ではそんなことはありません。
現実の世界では、発砲する際に発する音は大きく二種類あります。(金属がスライドする音等もありますが今回では除外)
一つが薬室内部で銃弾にこめられた装薬が燃焼(爆発)する際に発生する音
二つ目が弾丸が音速を超えて飛翔する際に発生するソニックウェーブと呼ばれる音
サプレッサーがもたらす効果は、前者の装薬が燃焼する際に発生する音の高音域を抑えるものです。つまり、ただ単純に銃にサプレッサーを装着しただけでは映画やゲームのようなまったく発砲音が聞こえない、というような状況は起こりません。そのような状況を作るには弾丸の初速が音速を超えないように、弾丸を重くするか装薬を減らして初速が音速を超えないように調節する必要があるわけです。これをサブソニック弾と呼びます。
詳しく解説されてる動画がこちら
http://www.youtube.com/watch?v=wk5FzWQjZUc
しかしGallia君は何故サプレッサーを銃に装着するだけで銃声を大幅にカットできると勘違いしていたのでしょうか。実はこのGallia君、ゲームメーカーコナミが制作した メタルギアソリッドシリーズ を過去にプレイし、ゲーム中に登場するアイテム、サプレッサーを銃と組み合わせて発砲音を消しているシーンを見てそう思い込んでいるのでした。ゲームでは所持している銃に入手したサプレッサーを装着する事によって発砲しても音がほとんどでなくなるという描写があります。ちなみに狙撃銃につけて~というくだりは別のゲーム Call of Duty 4 で兵士がサプレッサーを装着した狙撃銃を用いて敵地に潜入するシーンがあります。ニコニコ動画になりますが参考のシーンがこちら
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2309894
(※視聴にはニコニコ動画アカウント必要になります)
(ちなみに現実世界において狙撃銃にサプレッサーを装着する例は、発射位置の秘匿性を高めるために装着する例、訓練時に射手の聴覚保護のために装着する例等があります。)
ところで、両ゲームでは当然のごとくお決まりの この物語はフィクションです~というくだりがあります。あくまでゲーム上で演出された事でゲーム中でもそう断っているのでなんら問題はありません。映画も同様です。
そんなわけでゲームはゲームであると、映画は映画であってフィクションであると割りきっていないと上記のGallia君のように演出を本当にあると勘違いしています。もしくはゲームや映画でこのような描写があったがこれらは本当に可能なのか、自分で調べなければならないわけです。
おしまい。
※上記のGallia君は架空の人物です。実在のGallia君とは一切の関係がありません。
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